24時間作曲を終えて

12.04.2011  |  Published in 24時間作曲, diary, News

無事(?)24時間作曲を終えました。みなさんご覧いただけたでしょうか?音楽的チャレンジはもちろん、二人の人間が付き合うということに対してのチャレンジもありました。

まず僕なりの感想を書こうと思います。

始まる前まではかなり不安でした。なにしろ眠気に弱い僕ですので体力的に持つかどうか、それが不安でした。寝てはいけないと考えるだけで結構不安になるのでできるだけ考えないようにしました。

いざ始まって、精神的に一番きつかったのは最初の数時間でした。その瞬間に対する恐怖よりも、この先眠ってはいけないという未来への恐怖の方が大きいようです。体的には22時間目とかの方がきついわけですが、精神的には2時間目あたりの「まだ22時間もある!!」という方がこたえるわけです。

始まる前は「24時間作曲」には「肉体的」「精神的」の2つチャレンジがあると思っていました。しかし、第3のチャレンジ「創造」のチャレンジが出現し、これに一番苦しめられました。

最初の8~9時間くらいはそれでもいつも通り曲が書けました。1曲に4時間くらいはまぁいつも通りかなぁと言う感じです。しかし、10時間目くらいからでしょうか、全くいいアイデアが浮かばなくなってきました。そしてそれはヴァレリーにも起こりました。これはきっといいアイデアが浮かばなくなってきたのではなく、脳がいいメロディを認知できなくなったからだと思います。10時間考え続け、そして音を聴いていたら、もはや音楽が「音の連続」にしか聴こえなくなってきたのです。自分が今まで好きだった曲を思い浮かべ、頭の中で流してももはやいい音楽ではありませんでした。

音楽のほとんどはdiminishedやaugumentedなどのコードがあるにしても、ほぼ基本はメジャーコードかマイナーコードでできているから2種類しかないし、メロディーの単音だって上がるか、下がるか、そのままか3方向しか行き場がないし、リズムに関しては次の音がいつなるかの時間差だけだし。。。そう考えると僕らはものすごい制約の中で作業をしてきたんだと思いました。

とにかくこの状況は24時間終わるまで続きました。24時間終わって「このまま曲が書けなくなってしまったらどうしよう」という不安が残りました。ここが100人組手とは少し違うところかと思います。あくまで私見ですが、100人組手は肉体と精神の限界に挑戦ですので、肉体的、精神的に24時間作曲より厳しいがゆえ終わった後に何かを見出せるのでしょう。24時間作曲は計らずとも「創造」への挑戦となり、これは終わりがないだけに僕に課題を残して行きました。「24時間大喜利」は「創造力」という点で同じであり、それを考えると松本人志さんはやっぱりすごいなぁと再確認させられます。少し脳と耳を休めて、次にちゃんとまだ曲が出てくるか様子を見てみることにします。

あと、ああいった気張った状況ということもあり、いつもの作曲法が全く使えませんでした。以前にも紹介した眠る瀬戸際で音楽を生み出す方法ですが、眠ってはいけない、カメラがまわっている、ヴァレリーが横で作曲してる、など色んな条件が重なり、いつもの眠りの瀬戸際に行くことが出来ませんでした。何度か試しましたが、瀬戸際を通らずすぐに眠りに落ちそうでした。

ヴァレリーは今回の24時間作曲どう捉えたんでしょうね。いずれにしても、一緒にやれて僕はよかったし、本当に感謝しています。僕は結構精神的にもろいので、ヴァレリーと一緒だからできると言うことがいっぱいあります。ヴァレリーに頼ってるわけではないけど、本当に彼女がいることで一人ではできないことがいっぱい出来ています。今回最後の24時間目で言い合いになりましたが、あぁいったレイラ・レーンの一面もあるのが現実です。二人の人間が一緒になにかをするというのには避けられないことかと思っています。問題はそれをどう対処するかであるのかなぁ、と。

今回はお蔭様で24時間を通して約3万7千人が見てくださいました。百人組手のように、見るものに感動を与えられたかはわかりません。自分が限界を超えたとも残念ながら思えません。ただ、今まで見つけられなかった課題を見つけられました。これをクリアすればもっといい音楽家になれると思いますので、収穫ありです。

皆様、本当に応援ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。ヒデ

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